柴田元幸責任編集「MONKEY」35号

創刊号で特集した、つまり「MONKEY」の始まりそのものであったポール・オースターが2024年に亡くなり、柴田さんなりの追悼号となっています。いつもよりもボリューム増でお届け。
巻頭に持ってきた「君に物語を語りたい」という文章が素晴らしい。
なぜ小説を書くのか、芸術が何の役に立つのか、という問い。
そしてそれらが無用のものであるからこそ素晴らしいということ。
ポール・オースター、偉大な小説家の足跡を振り返ります。

最晩年に遺した長篇、ノンフィクション、評伝からの新訳、柴田元幸による全作品解説、プライベートな姿を捉えたポートレイト集、妻シリ・ハストヴェットが綴った回想録。永久保存版特集。



坂口恭平、ブレイディみかこ、古川日出男、川上弘美、岸本佐知子と豪華連載も引き続きお楽しみ頂けます。