日本でもハマスホイの名が一気に知れ渡ることになった「ハマスホイとデンマーク絵画」展（東京都美術館、山口美術館 2020）の図録です。
前半をデンマーク絵画の黄金期と言われる1830年代以降の作家と作品、後半をヴィルヘレム・ハマスホイの作品で構成されています。
解説も豊富で、デンマーク絵画とハマスホイの入門編としても長く親しめる一冊になっています。

１　日常礼賛　デンマーク絵画の黄金期
２　スケーイン派と北欧の光
３　19世紀末のデンマーク絵画　国際化と室内画の隆盛
４　ヴィルヘルム・ハマスホイ　首都の静寂の中で