「PARIS PHOTO 2024」で発表され大反響となった一冊、満を持して日本版の登場です。
1999年にサンフランシスコ近代美術館で開催された「Daido Moriyama: Stray Dog」展でスライド上映されたフィルムが、四半世紀の時を経て発見された。このフィルムは当時、森山大道自身が選び、スライドフィルムに焼き付けたもの。全140点を本書に収録。
この展覧会はヨーロッパへも巡回し、これを契機に作者は国際的に活躍していくことになります。
ともあれ、ご自身の自信作を圧倒的な濃度と強度でプリントされた作品を堪能出来ます。
表紙は糸縢り上製本、代表作である『三沢の犬』が「右向き」(純白)「左向き」(ややクリームがかっている)の2種あり。
こちらは右向き。
日本版和訳冊子付属。
(表紙以外の中身は同様です)
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本書は、1999 年にサンフランシスコ近代美術館で開催された「Daido Moriyama: Stray Dog」展でスライド上映されたフィルムが、四半世紀の時を経て発見されたことをきっかけに制作されました。この展覧会は、その後アメリカやヨーロッパを巡回し、森山大道が世界の舞台に向けて歩み出す契機となり、国際的な活躍へとつながっていきました。
当時(1999 年)、森山大道が自作を選び、スライドフィルムに焼き付けた140 点の作品を収録。
編集・造本設計・出版を手掛けたのは、日本を代表する造本家の町口覚。
表紙には、森山の代表作「三沢の犬(Stray Dog)」を採用し、表焼き・裏焼きふたつのデザインを制作。
撮影時(1971年/青森県三沢市)から世に広まる過程で、表焼き・裏焼きのふたつの作品が存在することを表しています。さらに、世界の第一線で活躍する4名のキュレーターが、森山との出会いについて綴ったエピソード(英語)を掲載。森山自身がそれぞれのエピソードを読み、当時を振り返った貴重な談話(英語)も収められています。
日本発売の特典として、これらのテキストをすべて翻訳した「和訳冊子」が付属しています。
世界最大級の写真フェア「PARIS PHOTO 2024」で発表され、大きな話題を呼んだ本書にぜひご注目ください。
写真・テキスト:森山大道
編集・造本設計:町口覚
デザイン:清水紗良(MATCH and Company., Ltd.)
テキスト:
サンドラ・S・フィリップス(サンフランシスコ近代美術館)
エルベ・シャンデス(カルティエ現代美術財団)
サイモン・ベーカー(ヨーロッパ写真美術館)
チアゴ・ノゲイラ(モレイラ・サレス財団)
協力:森山大道写真財団
著者 Author:森山大道 Daido Moriyama 出版社 PUBLISHER:bookshop M 2025 hardcover with sleeve-case 縦 144mm /横 210mm 168p
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