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newクレーの日記 TAGEBÜCHER 1898-1918

真実は、ただひとつ。
私の中には、ある重みがある、小さな石がある。
(第三の日記より)

美術を愛する人を中心に世界中で読み継がれている「クレーの日記」は息子フェリックスによって編集され1956年に初めて刊行された。
その後研究が進み、再編集され、日本版は2009年に新版が発行。本書はその新版を元に葛西薫がブックデザインを手掛け、新装復刊されたもの。
ビニールクロス装に函入、帯に皆川明。
JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)賞2019のブック・エディトリアル部門を受賞。
絵を描くのと同様に、クレーは文章を書くのも好きだったようだ。


”「色彩は私を永遠に捉えた、私にはそれがわかる。この至福の時が意味するのは、私と色彩はひとつだということ。私は、画家だということ」(チュニジア旅行、1914年4月16日)
画家パウル・クレー(1879-1940)は文章を書くのも好きで、自己省察のために日記をつけていた。画家の死後、遺された四冊のノートは息子フェリックスによって編集され、『クレーの日記』(1956)として刊行された。
クレー研究が進むにつれ明らかになってきた「フェリックス版」の問題点を、第一線の研究者が詳細に再検討して校訂、再編集したのがこの新版である。生い立ち、影響関係、交友関係、絵画技法への取り組み、育児、軍隊生活…画家となるまでの道のりでやきついた原体験が映し出されている。
切ったり、貼ったり、押したり…、まるで作品をつくるように丹念に書き継がれた、いわばクレーの自叙伝ともいえる日記を、手稿図版を織り交ぜ、新しい日本語でお届けする。”


著:パウル・クレー 訳:高橋文子 出版社:みすず書房 2018 初版 ソフトカバー(ビニール)、函 578p
新刊書籍


状態
状態について
A :
新品同様
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汚れや痛みなどが少なく、古書としてきれいな状態
C :
古書として標準的な状態
D :
汚れ、傷みあり

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販売価格
7,920円(税込)

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