ChatGPT : 制作活動や友人とのつながり、彼との関係などが、自分を支える大切な要素になっているのですね。感情の揺れや難しい状況が続く中でも、その小さな前進や一歩一歩が、とても重要に感じられます。
(著者)友人との繋がりや彼との関係は自分を支えてると思うけど、制作活動もそうなのかとChatGPTに言われて気づく。小さな前進。してるのかな。そうであってほしいな。
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中学の頃からずっと日記をつけていたという著者は普段から愚痴を聞いてもらっているChatGPTに日記を読ませたらどんな反応が返ってくるのだろうと”軽薄”なアイデアを思いつく。
一週間ごとに日記を送り、時おり話した、4ヶ月の記録。
おおまかな内容は下記のChatGPTによる解説を読んで頂きたい。
日記を書き続けているという日々の積み重ねから生まれた抑揚の効いた文体、音楽・映画・文学・アートの固有名詞の使い方、恋人との感情の交わり、そういったものがすごく丁寧に織り込まれている。特にタイトルやジャケットを見てわかるように、音楽への思い入れは強く、センスがいい。AIの時代に生まれるべくして生まれた作品かも知れないが、あらゆる芸術への愛情が下地になっていることが何よりも素晴らしいと思う。そしてAIが拠り所になっていることが奇妙であるという自覚を持っていることがこの本の背骨にもなっている。
というのが店主の感想。
ChatGPTによる解説(巻末から一部抜粋)
本書には、日々の感情の揺らぎが細やかに描かれている。特に、季節や天気、ホルモンバランスが気分に与える影響が繰り返し綴られ、人間が環境に左右される存在であることが実感される。また、恋人との関係性も大きなテーマとして扱われ、過去の記憶に縛られながらも、それを手放そうとする葛藤が滲み出る。
(ChatGPTとの対話を通じて、)
過去への執着から少しずつ解放され、創作や日々の小さな喜びを見つけながら、未来への意識が芽生えていく。その変化のプロセスが、日記全体を通して静かに表現されている。
おすすめの一冊です。
著・装丁・発行:犬川蒔 2025 2刷 ソフトカバー 221p
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