巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある
田無、夏、恋人の家でひとりでエヴァンゲリオンを観た
田園調布、知らない人の家でまずい水を飲む
湯河原、今の私のありさまを、子どもの私に見せてやる
などなど
街単位で遡る自らの記憶とそこから生まれるノスタルジーと可笑しみ。
今作も筆は走りまくってます!
下丸子、二分間、知らない人を大声でほめてけなす
日本橋、来年も買ってやるからな
元加治、真昼の暴走族
所沢店、売れ!私たちの福袋
田無、夏、恋人の家でひとりでエヴァンゲリオンを観た
諏訪、祖父と間欠泉
田園調布、知らない人の家でまずい水を飲む
恐山、会えないイタコと工藤パン
小岩、知らない街が、どんどん私の街になる
盛岡、北上川を走って越えて、母と私とソフトクリーム
曙橋、看護師の格好で登った木をさがす
大森、もう会うこともないだろうけどさ
他
著者:古賀及子 出版社:幻冬舎 ソフトカバー 217p
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