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newおかわりは急に嫌 私と『富士日記』(サイン入)

現代日記文学の第一人者となった古賀さんが、戦後日記文学の白眉とも称される武田百合子『富士日記』のきらめく一節を味読しながら、そこから枝分かれするように生まれてくる著者自身の日記的時間をつづる。

「しゃがんで動物に御飯をやる」
この細部に古賀さんは強く惹かれる。
物語は細部に宿るように、生活もまた細部から成り立っている。
日記やエッセイを書くと言うのは細部を記憶から掘り起こすことなのだろう。
『富士日記』を未読の方は古賀さんのエッセイとして楽しめるし、愛読している方にはまたたくさんの発見があるだろう。
古賀さん自ら「いい文章が書けた」と胸を張る自信作です。

▼武田百合子著『富士日記』
夫で作家の武田泰淳と過ごした富士山麓、山梨県鳴沢村の山荘での13年間のくらしを記録した日記。昭和39年(1964年)から昭和51年(1976年)まで。単行本は上下巻で中央公論社より1977年に刊行、2019年に中公文庫より新版として上中下巻が刊行されている。

著者:古賀及子 出版社:古賀及子 ソフトカバー 237p
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販売価格
1,870円(税込)

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