「ストーリーのあるモノと暮らし」というキャッチフレーズを掲げた雑誌『クウネル』1号は2002年春に発売された。2003年秋の4号からは隔月刊誌隣、2015年の76号まで同じスタイルで刊行されていた。
その頃、クウネルを愛読していた人は、今、どんなものを日々目にしているのだろうか。
(まえがきより)
ゼロ年代の『クウネル』を振り返る。
あの誌面にはどんな「ストーリー」と「モノ」が載っていたのか。
そのふたつが今はSNS上にあることを誰も否定は出来ないだろう。
あの時代を懐かしむのではなく、著者の個人史を交えながらあるひとつの文化の変遷を辿ります。
著:木村衣有子 発行:BOOKNERD 2025 ソフトカバー 162p
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