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newFORGET ESSAYS叢書2 アマルコルド─── 類推と建築

建築・芸術分野のエッセイシリーズ「FORGET ESSAYS叢書」の2号。
従来の出版形態では埋もれがちな、短いけれども価値のある建築家による論考を、「手紙としての本」をコンセプトとしてより手軽に読者にお届けする。
翻訳・企画・編集・デザインそして発行までを佐伯達也個人で手掛けるレーベル、FORGET BOOKSから。

「形態は表象に従う!」

フェリーニの映画が記憶を再構成し、現実と想像を織り交ぜながら新たな物語を紡ぎ出すように、 建築家は自身の記憶とイメージの集積を通じて建築を生み出していく。 ポルトガルの建築家ソウト・デ・モウラにとって、建築における類推とはたんなる形態的な参照や引用を超えて、 「精神的なノイフェルト」から引き出されたイメージを建築へと変換するプロセスである。 そこに建築家の責務と個人的な嗜好を両立する手法としての類推的思考の可能性が見出される。

表題作のほか、ディオゴ・ロペスと映画の関係、ミゲル・ゴメスの「歓びのメランコリー」、スイスにおけるロッシの類推的手法の独自の発展を追った、 訳者あとがき「記憶のモンタージュ」を収録。

初版250部
シリアルナンバー入

著者略歴
ディオゴ・セイシャス・ロペスDiogo Seixas Lopes
1972年リスボン生まれ。1996年にリスボン大学建築学科卒業。 映画制作や批評活動を行った後、2006年にBarbas Lopes Arquitectosを共同設立。 2013年にスイス連邦工科大学チューリッヒ校にて博士号取得。 カナダのカールトン大学、ポルトガルのコインブラ大学にて客員教授を務めた。 代表作に「タリア劇場」(2012)、「FPM41」(2018)などがある。 著書に『メランコリーと建築:アルド・ロッシ』(2023)など。

著:ディエゴ・セイシャス・ロペス 訳:佐伯達也 発行 publisher:FORGET BOOKS 2025 ソフトカバー 170 × 120 mm 52p
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880円(税込)

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