blackbird books

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福島加津也+冨永祥子建築設計事務所(東京・駒沢)による2冊目の本。
最も新しい建築素材であるアルミニウムに着目してアメリカ建築をリサーチ。
アルミニウムを活用した住宅や高層ビルから徐々にアルミニウムの未来的イメージが独り歩きして、やがてグーギー建築と呼ばれるロードサイドのダイナーへ、さらにはポストモダン建築へと発展していく。モダンからポストモダンへの転換期にあたる19のアメリカ建築と4つの日本の事例を、写真と図面、イラスト、漫画によって紹介する。
専門的な建築書にとどまらず、アメリカの行程は日記のように綴られ、驚きや発見、または確認を自分ごとのように捉えることが出来る。建築やデザインに興味がある人はもちろんだがこんな本があったのか、と所謂本好きにも訴求出来る素晴らしい内容。
アルミニウムを模したカバー、コデックス装のブックデザインは米山菜津子

他詳細
多様な建築の理解を深めるため、論考やインタビューも含まれている。建築生産、建築構法が専門の東京大学の権藤智之による論考。『シェルター』の著者であり『ホール・アース・カタログ』の編集者でもあったロイド・カーンへのインタビュー。グーギー建築を代表する建築家アーメー ・デイビズの現在のパートナーであるビクター・ニューラブへのインタビュー。建築史が専門の東京大学、ハーバード大学のセン・クアンとの座談。建築家の塚本由晴との座談。さまざまな人との対話を通して、この捉えづらい建築に迫ろうとしている。

《本書で取り上げる主な建築家とその作品》

◆ゴードン・バンシャフト(アメリカ/1909-1990)
 マニュファクチャーズ・トラスト・ビル
◆ラファエル・ソリアーノ(アメリカ/1904-1988)
 グロスマン邸、シュールマン邸
◆ルイ・アーメー、エルドン・デイビス(アメリカ/1914-1981、1917-2011)
 ノームズ・ラ・シエネガ店、パンズ・コーヒーショップ
◆ジョン・ロートナー(アメリカ/1911-1994)
 ガルシア邸、フィッシャー邸
◆ルイス・カーン(アメリカ/1901-1974)
 エシェリック邸
◆ロバート・ヴェンチューリ(アメリカ/1925-2018)
 母の家


編集・企画:福島加津也、冨永祥子、佐脇礼二郎 発行:ガデン出版 2023 A4判変形300×216mm コデックス装 272頁
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5,280円(税込)

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