”ぼくが写真をおこなううえで大切にしているのは、言葉で言い表せるものではありません。まなざしやただずまい、沈黙の中で息づく気配・・・・・言葉の枠を超えて人と人をつなぐもの。それこそが、「ことば」であり、常に大切にしているものです。”
手話を生きるろうの写真家齋藤陽道さんは意識的に「言葉」と「ことば」を使い分けています。
それは、どういうことなのでしょうか。
自分と世界を結びつけるものは「言葉」なのか「ことば」なのか。
「言葉」はどこから生まれ、どのようにして伝わるのか。
齋藤さんと学ぶコミュニケーションの「そもそも」論です。
著者:齋藤陽道 出版社:NHK出版 2025 ソフトカバー 125p
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