”結局、自分にとって音楽は重要だけど、そのために何かを犠牲にしているわけじゃない。そして、音楽そのものに対しても、自分たちの音楽活動にしても、型にはまったものを面白くないと思ってる。”
(森本アリ Trumpet)
日々の暮らしに根ざした音楽とはどのようなものだろう?
そもそも日々の暮らしとは何を指すのか?
仕事、通勤、食事、育児、学校、習い事、介護、趣味、、そんな毎日の行動か。
そんな風に暮らしと向き合いながらメンバーと付かず離れず二十三年続いているブラスバンドが神戸にはいる。
そんなブラスバンドの魅力を近しいライターやエッセイストたちが紐解いていきます。
日々暮らしながらなにか面白いことをしたいすべての人にこの一冊を捧げたい。
7インチ・レコード「旅行/キネンジロー」付き!
「管楽器や太鼓を携えて、商店街、船上、団地、森の中……どんな場所にも現れどんな状況でも演奏する、ライブごとに参加人数も変動するメンバーたち。原田郁子(クラムボン)や二階堂和美など多くのミュージシャンにも愛される、謎多き大所帯ブラスバンド「三田村管打団?」。他に類を見ないその活動から浮かび上がる、生活に根ざした音楽の魅力とは。日々の暮らしと音楽の幸福な関係を紐解き映し出す。」
(和久田書房)
【目次】
レコーディング・データ/録音メンバー
「小さな社会と移り変わる人生」 小田晶房
「仮面ライダー1号型のローカルなブラスバンド」 輪島裕介
「他に類を見ない、壮大な音楽地図」 吉本秀純
「ゲーム・ボーイのアート・スピリット」 安田謙一
MITAMURA KANDADAN? IN PICTURES
「アバウト・ア・三田村管打団?」森本アリ インタビュー
メンバー名鑑
装丁:小山直基 出版社:和久田書房 2025 ハードカバー 63p
新刊書籍