ブルーノ・タウト、ル・コルビュジエらが賞賛したことで世界的に知られることになり、、国内では安藤忠雄や丹下健三らに多大な影響を与えている『桂離宮』。
丹下健三とヴァルター・グロピウスが共同執筆、撮影を石元泰博が手がけた『桂―日本建築における伝統と創造』（造型社、1960年）をもとに、2004年にイタリア「ELECTA」より本タイトルの初版、2005年に同出版社および「PHAIDON」より英語版が刊行。本書はPHAIDONからの新装版です。
詳細な図面、地図、図版や歴史的な分析を通して「桂離宮」を改めて詳細に紹介。
庭園を含む美の結晶が素晴らしい造本で届けてくれました。
永久保存版と呼ぶにふさわしい一冊です。

建築家の磯崎新、マンフレッド・シュパイデル（Manfred Speidel）、ブルーノ・タウト、ヴァルター・グロピウス（Walter Gropius）、丹下健三、建築史家であるフランチェスコ・ダル・コ（Francesco Dal Co）が寄稿。写真は松村芳治が手がける。

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