住む場所と働く場所と用途を分け、住宅/オフィス/学校・・と機能を分け、それが前提になっていた現代の都市。
しかしそれが近年、特にコロナ以降は変化が生じてきた。
分けていたものを戻そうという動きがある。
その中心にあるのは町家や長屋の古い空き家だ。
シェアハウス、宿、ワーケーション拠点、移住の誘致など都市も田舎も関係なくやってきた変化の波。
東京、京都の町家から街道沿いの宿場町、商店街、町工場からニュータウンまで変わり続ける町の記録。
「建築」「町並」「不動産」「ルール」の4つの観点から町家の現代的な可能性を考える。
執筆・インタビュー:アリソン理恵、猪股誠野、北山恒、西村直己(株式会社八清)、能作淳平、寳神尚史、山本円郁
編者:山道拓人、香月歩、佐竹雄太、森中康彰 デザイン:米山菜津子 出版社:盆地Edition 2025 ソフトカバー 168p
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