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new「要するに」って言わないで

身体と言葉の関わりについてインタビュー繰り返す中で著者の尹さんがわかった事実があります。
「多くの人が自分が本当に感じていることを最後まで聞かれた経験がほぼないこと」
それは滑らかなコミュニケーションであっても”「言いたいことはそういうことじゃない」という不全感をどこかで持っている”ことでした。

簡潔にうまく話すことや伝えることが本当に今必要なコミュニケーションの方法なのでしょうか?
自分の話をぜんぶ聞くこと、勇気を出して全部語ること。
セルフケアのためのお守りのような一冊。

・東畑開人さん(臨床心理士)
「尹さんは体の声をきき、通訳してくれる。生き延びるために学んだ方法だ。」

・青山ゆみこさん(ライター)
「「自分の声を聞く」ってむずかしい。でも「自分の身体を感じる」ことはできるかもしれない。それは自分を慈しむってこと。」

1.不安の中で息をする
 まずはきちんと「感じてみる」
 「意識的さん」の心理学
 フェアな関係を自分と結ぶ
 生きるための手がかりは身体にある
 楽で心地よいことが「本当の自分」に触れるための鍵
 「違和感を大事にする」ってどういうこと?

2.自分の思いを取りこぼさない
 記憶をいじくり続けることをやめる
 思考のこだわりを、身体を通して手放す
 安全と安心を保つ
 とにかく話を続ける
 人間らしさと尊厳を大切にする「ユマニチュード」
 ユマニチュードの技法をセルフケアに取り入れる
 コントロールは恐怖心を育てる
 純粋な自己否定をする

3.起きていることをただ感受する
 守るべき感受性とは?
 苦の中にある楽さに目を向ける
 かけられた「呪い」
 「我に返る」ことが呪いを解く
 自分を否定する力を、身体を持った他者として想像してみる
 「感じていること=自分そのもの」ではない
 パニックや痛みを丁寧に感じ直す
 碇を降ろす場所

4.迎え入れるという態度
 拘束と拘束感は違う
 自分の過去を迎え入れる
 理不尽さによって身心は歪む
 自分の過去を迎え入れる
 物語を受け入れ、ほどいていく
 心の除湿を行う

5.変化を見届ける
 トラウマと呼ばれているものに対して
 苦しみは、本当は再現しない
 苦しみを解決するのではなく、完了させる
 活路は思いもよらない方角にある
 頭で考えたことを、胸に下ろして感じてみる
 硬直とどう向き合うか
 楽に息をする身体から始まるセルフケア

著者:尹雄大 装画:yeye 出版社:亜紀書房 2025 ソフトカバー 204p
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