弱者(病人)に対する強者(医療者)の優越感というものは医療の場では極めて起こりやすいこと、と述べつつ「自分もまた病みうる者だ」「自分もまた死にうる者だ」ということを、絶えず念頭においておくことが大切と神谷さんは語ります。
これは医療の場に限らず、社会のあらゆる場においても大切な心がけのように思います。
一人の人間どうしとして、患者と向き合う姿勢を貫いた精神科医・神谷美恵子。人間としての医療・看護・介護のあり方をみつめるエッセイ、論文、対談を収録。
絶版
(2019年に新装版)
著者:神谷美恵子 出版社:みすず書房 2013 ソフトカバー 263p
C(帯付)