青幻舎創立30周年記念《「幻本」復刊プロジェクト》読者アンケートにおいて第一位を獲得したのがこちら。めでたく新版として復刊されました。
1996,2002,2008と版元を変えながら写真(集)ファンたちの心を掴んできた名作です。
北海道から沖縄まで日本国内に散在する石灰石鉱山、石灰工場、そしてセメント工場。1986年から1994年の間に撮影された。
畠山の写真には言葉、記憶、あるいは物語というものは見られない。入る余地すらない。
自分の住む世界をもっと知りたい、それが写真を撮る一つの原動力となっているようだが、読者はこの一冊に見出せばいいのだろう。なぜこれほどまでに読む人を惹きつけるのだろう。
この本を見ていると、やはり自分にもある世界を知りたいという好奇心、そしてこのようなものを作る我々人間とは何者なのか、という問いが浮かんでくる。
だが、記憶についてあとがきで触れているのも興味深い。
著 Author:NAOYA HATAKEYAMA 畠山直哉 デザイン:小中功 出版社 publisher:青幻舎 2025 hardcover 120p
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