blackbird books

カートをみる0点 合計 : 0円

newオルタナティブ民俗学

民俗学がオルタナティブ(もう一つの)(代替可能性)とはどういうことだろう。
ドイツで誕生したというこの学問。
その研究対象は市井の人々の口頭伝承や生活世界。研究をする側も地域で仕事をしている「在野の研究者」たちだった。つまり、アカデミズムの外側や周縁にいる一般の人々との協働なくして成り立たない学問だったのだ。そしてこの学問は一部の権威のためではなく市井の人々のためにある。そのオルタナティブ性は現代社会においてその重要性を増している。そこで、本書の登場です。
民俗学にとって東北や沖縄は辺境か中心か。民俗学と民藝運動はどのように接近し、どのように袂を分かったのか。民俗学に女性たちはどのように参加し、民俗学は女性たちとどのように関わったのか。そしてこれからの世界的学問である民俗学の行方は。
まずはやはり柳田國男と折口信夫、このお二人の足跡から辿ってみましょう。

在野に位置する編集者であり、民俗学者畑中章宏と、21世紀の日本民俗学をリードする島村恭則が、膨大な人名書名を連ねながら語り尽くす民俗学のオルタナティブ性。2024年、誠光社にて開催された前六回の連続対談レクチャーに加筆修正を施し書籍化。ブックデザインは『アウト・オブ・民藝』と同じく、軸原ヨウスケ・中野香によるもの。帯を広げると柳田國男を中心とした民俗学相関図を掲載。

著:島村恭則+畑中章宏 発行:誠光社 2025初版 ソフトカバー 182p
新刊書籍
状態
状態について
A :
新品同様
B :
汚れや痛みなどが少なく、古書としてきれいな状態
C :
古書として標準的な状態
D :
汚れ、傷みあり

※当店では商品への値段の書き込み、ラベル貼りは行っておりません。

販売価格
1,980円(税込)

カートに入れる

For international customers

top