虐待被害を受け、4度の自殺未遂、精神科入院、生活保護受給などを経て、措置入院の際に「複雑性PTSD」と診断された著者が、カウンセリング治療によって“適切な怒り”を取り戻すまでの記録。
本書は”怒りを取り戻す”までの体験を記すと同時に、カウンセリング治療やその効果の認知がまだまだ行き届いていないこの国への周知という目的があります。
”人間が人間らしく生きるために、自分の尊厳を守るために、時には必要になるのが“適切な怒り”だと私は考えます。”
(ことさら出版)
装丁:惣田紗希
※本書の売上の1%は、NPO法人「千葉性暴力被害支援センターちさと」に寄付されます。
著者:小林エリコ 出版社:ことさら出版 2025 初版 ソフトカバー 208p
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