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信頼は、相手の感覚と諸力にしがみつく。スカイダイバーが、相棒のパラシュートを持ってあとを追って降下するときの信頼には、どこかエロティックなものがある。ジャングルで道に迷った人間が、現地の若者に寄せる信頼も同じだ。信頼は勇気にあふれ、直情的で、欲情に満ちている。
(はじめに)

2006年に青土社より刊行されたアメリカの哲学者アルフォンソ・リンギス(1933-2025)の名著がちくま学芸文庫で復刊。
リンギスほど旅をする哲学者はほとんどいない。
トンブクトゥ(マリ)、シリア、ヨルダン、ペルー、エチオピア、ブラジル、イスタンブール、チベット、ハイチ、
本書は西欧社会から離れた場所へ赴き、思索を重ねた末に生まれた20編。
解説はその文章に魅せられ親交を持った詩人の菅啓次郎。

”跳躍とともにおのずから増大していく点で、他者への信頼は勇気に似ている──。トンブクトゥからリマ、シドニー、ラサ、カイロへ。旅先での邂逅がもたらす衝撃と驚きと発見、そして溢れ出る情動。ある地では、現代における聖性への問いが、また別の地では、正義を求めた情熱の残響があった。未知なるもののなかへ身を投じることで、人ははじめて生の力が何であるかを知る。その瞬間に際しては、精神を空にし、自我を消し、言葉を黙らせるのだ。理性を超えた感情のほとばしりやうごめきを研ぎ澄まされたまなざしでとらえた20篇の記録。”

著:アルフォンソ・リンギス 訳:岩本正恵 出版社:筑摩書房 2026 文庫 314p
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