町内の坂道に民間のコミュニティバスを走らせ、全国からランナーが集まるマラソン大会を企画し、僅か30秒でチケット完売の人気ツアーを考案した男。兵庫県神戸市灘(なだ)区だけを愛し極めし者、慈憲一。
阪神・淡路大震災から30年、ゲリラ活動から行政を巻き込む事業まで、自らが街を遊ぶことで地域を活性化してきた、他に類を見ない反逆のまちづくり。
すべての生活者へ送る、日々の暮らしを面白くするためのアイデアとヒント。
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震災を機に東京から神戸へ戻った著者。街は「まちづくり」という言葉で溢れていた。
まちはシステムが作り動かしているのではなく、人がつくっている、という事実を軽快に、真摯に、言葉を尽くして語られた本。
「まちづくり」から「まちあそび」への変遷がユーモアと冷静さを持った文体も手伝って、驚くほど気持ちいい。
bbb推薦版。
【目次】
はじめに
第一章 言葉を遊ぶ
第二章 まちを遊ぶ
第三章 山を遊ぶ
第四章 乗り物で遊ぶ
第五章 音を遊ぶ
第六章 飲み食いで遊ぶ
あとがき
著者:慈 憲一(うつみ けんいち)
1966年兵庫県神戸市灘区生まれ。大学時代から地元・灘を離れるも震災を機にUターン。神戸市の「まちづくり協議会」に参加し、住民と行政の橋渡し役として復興支援に携わる。灘区だけにこだわったあらゆる企画を手がける、人呼んで「ナディスト」。JR灘駅と摩耶ケーブルを結ぶ「坂バス」発起人、摩耶山再生の会事務局長、灘百選の会事務局長、西灘文化会館管理人ほか、非公式なものも含め灘に関する肩書きは数え切れない。本書が初の著書。
著:慈憲一 出版社:和久田書房 2026 ソフトカバー(仮フランス装) 256p
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