“自分にとって本当に大事なものって何なんだろうとか、本当に自分の心を打つものって何なんだろうとか、自分はどういう物事に魂を揺さぶられる人間なんだろうとか、そういう自分の領域を大事にして、誰かに、勝手に、いつの間にか心を動員させられないようにすることはできる。そう思うんですよね。”
メディアやSNSや政治家や芸能人のことばではなく、
作者は知らないけれど心に響いた詩、誰かがこぼした一言、もらって嬉しかったメモ書き、子どもが描いた絵、意外な人から聞いた意外な打ち明け話、、
どうしようもなく自分の心を打つものが、どうしようもないくらいに自分以外の人には知られていない、そんな現象について。
そんな「たった一人の読者」を生きることが、小さな声でしか語れないことが、誰かとつながるきっかけになるかも知れない。そんな希望に溢れた内緒話、12編。
著者:荒井裕樹 出版社:柏書房 2026 ソフトカバー 222p
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