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new障害と生きることの現象学 脳性まひの身体からみえる生活世界

わたしたちは<あいだ>で生きている。

誰かが涙を流しているのを見るとき、私たちはその人の心や感情を単純に解釈することはできない。あるいは、私たち自身が涙を流すときも、そのときの心や感情を言語化できないことが多いのではないだろうか。

本書は、涙という流動的で捉えがたい現象を想起しつつ、障害、身体、ジェンダー、そして他者との関係性を改めて問い直し、<言葉にならないもの>がいかにして私たちの存在を形づくっているのかを明らかにしようとする、ささやかな試みである。
(はじめに)

女性であること、脳性まひによる身体障碍があること、パートナーが外国籍で脳性まひがあること、マイノリティ性の重なる自身の経験、その世界を著者はまず語り始めます。
そして「心」と「身体」のあいだ、「健常」と「障害」の二項対立、障害者は迷惑をかけてはいけないのか、依存しているから自立できないのか?、ケアする/されるの関係性、ケアする者のケア、そして愛すること・愛されること、についてゆっくりと紐を解くように問い直していく。
これからも続いていく生に寄り添う一冊です。


著者 Author:稲原美苗 出版社 publisher:平凡社 2026 ソフトカバー 280p
新刊書籍

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3,630円(税込)

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