”紛争を回避するのは政治の仕事ですし、平和を建設するのは教育の仕事です。”
(マリア・モンテッソーリ)
終わらないジェノサイドに戦争、強権的で平然と嘘を吐く政治家。
私たちは何のために学ぶのか?何を学んできたのか?と自問する人も多いのではないでしょうか。
「平和」や「よりよい政治」のためには教育が不可欠であることは、自明のはずです。
排外・差別主義が強まり、分断とポピュリズムが進むいま、教育に何ができるのか。
「こたえのない学校」を設立し注目を集める著者が教育現場での実践から考える「こどもと民主主義」。
【目次】
1.教育における民主主義とは何か?
1 日本における民主主義と教育
2 社会は生命体?――デューイの民主主義
3 抑圧構造を変革する力を育む――フレイレの批判的教育学
4 予測不能な出会いにどう対応し何を共に生み出すか――ビースタの教育思想
2.幼児期の民主主義――世界は生きるに値することを知る
1 影響を与える権利――スウェーデンの保育から学ぶ
2 遊ぶ権利――ビースタ、レッジョ・エミリア、倉橋惣三から学ぶ
3 愛される権利――安心と挑戦の循環のために
3.小学校からの民主主義――健やかな判断力を養う
1 アメリカの初等教育の実践――健全な判断力を育てる
2 長野県伊那市立諸学校――言葉にならぬものから生命に対する畏敬を学ぶ
3 ともに学び、ともに育つ人権の学習――大阪・豊中市の実践から
4.ティーンエイジャーの民主主義――批判的思考力を徹底的に培う
1 デジタルコミュニケーションを民主主義に生かす
2 国際バカロレアのTOK――徹底的に批判的思考力を鍛える
3 社会的・構造的な抑圧を解放する力のある教師を育てる
4 大阪・西成高校から学ぶ、意識化と解放
5.成人の民主主義――自由があらわれる空間をつくる
1 障害のある学生と障害のない学生が共に学ぶデンマークのフォルケホイスコーレ
2 下からの光――グルントヴィの成人教育思想
3 つくる海キャンプーー障害があってもなくてもよい時間をともに
6.分断を超えて――世界は一つにつながっている
著者 Author:藤原さと 出版社 publisher:平凡社 2026 2刷 ソフトカバー 271p
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