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newこのロボで、行けるところまで行くしかないのだ。

食べられなくなった、傷が治りにくくなった、寂しくなった。
ポジティブな目標なしで、どう生きていくか――。

なんと平凡な中年だろうか――。

缶チューハイ片手にふらっと散歩が趣味の、中年フリーライター。
歳を重ねるにつれ寂しさが積もる日々を綴る、書き下ろしエッセイ。

暗い話ができる友人が久しぶりに会えるはずだった日の朝、突然亡くなった。今でも不意に電話がかかってくるような気がする。――「ずっと会えなかった人からの電話」

息子がキャプテンを務める小学校のミニバスケチーム最後の公式戦を観戦。息子のチームがブザービートで勝ったのを見届けた帰り、発泡酒を飲みながらどんどん涙が出た。「ずっと忘れられない試合を見た」より

ライターとして飲食店を取材するという仕事があるけれど、最近、急激に食べられる量が減ってしまった。食べることを心の底から楽しめた時間は、せいぜい10年ほどしかなかったのではないだろうか。「食べられないという悲しみ」より

社会学者・岸政彦氏との特別対談「『こうはなりたくない』だけで生きていく」収録。

著:スズキナオ 装画:花くまゆうさく 出版社 publisher:幻冬舎2026 ソフトカバー 188p
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