「写真家が写真を撮ったり見たりするときの心の動きとはどのようなものか」
「実をいえば写真を撮るとき、私は何も考えない。つまり言葉による検討などしない。〜露出やピント合わせも同じで、無意識のうちに手が動いている。そうしたすべてに言葉は介在しない。
しかしシャッターを押す瞬間までの間、それこそ数えきれない程のさまざまな判断を下しているのも事実である。」
学徒出陣の後、戦後は商業写真で活躍、やがて瀧口修造の前衛美術集団「実験工房」に参加。シュルレアリスムの影響を受けた前衛的な作品を多く残し、高梨豊、島尾伸三、牛腸茂雄、畠山直哉ら後進も育てた大辻清司の写真論。
図版・本人作品収録
絶版
著者:大辻清司 出版社:美術出版社 1989 初版 ハードカバー 327p
C(帯あり/数ページ書込み)