”民藝とは、ひとつの正しいものではない。習うもの、育むものであって、その中心は常に「関係」によって変化する動態であり、人の数だけ異なる正しさが存在してきた。”
飛騨高山で民芸店を営み、『わからないままの民藝』という哲学的な視座で改めて民藝について考えてみた朝倉圭一さんの新作zine。
4号のテーマは「観光」。
京都、鎌倉、瀬戸内海の島々、そして著者の暮らす飛騨。
観光資源として「発見」「開発」された地域に暮らす若者たちは雑誌やパンフレットの描くそれらをいつの間にか自分の故郷として受け入れ、内面化してしまっている。観光地に暮らす者として避けては通れない道、あるいは抱えずにはいられない倒錯した想いを引き受け思考を巡らせます。
初版500部のみ、透明カバー付き
著者: 朝倉圭一 絵:朝倉佳子 発行:かそけ社 2026 zine(文庫サイズ) 71p
新刊書籍