”誇り高き怒れる獣のような文体で市井の人々を描いた、韓国文学最大の遺産”
なかなかに強烈な帯文だ。
斎藤真理子=個人編訳 韓国文学クラシックス刊行。
このシリーズでは朝鮮戦争をはじめ20世紀から21世紀にかけて様々なことが起こった、激動の時代を書き継いできた韓国の戦後巨匠作家(作品)を紹介する。
ハン・ガンは一夜にして生まれたわけではなく、
この土壌から花開いたのです。
――斎藤真理子
第一巻はパク・ワンソ(1931-2011)。
15の長編、97の短編、童話や随筆を残した韓国では世代を超えて愛されている作家だそうです。
スパイ疑惑、アンチ・シンデレラストーリー、
天衣無縫の〈ゴムひもおばさん〉、究極のケアと復讐……
「命がまるで獣みたいに暴れ回って、止められないのさ。」
斎藤さんのベストセレクション。
【目次】
仏様の近所
盗まれた貧しさ
冬の外出
空港で出会った人
お産のふくべ
復元されえぬものたちのために
私が最後に手にしたものは
恋しさのために
その人の家
親切な福姫(ポッキ)さん
夕陽を背にして影を踏む
★圧巻の訳者解説17ページを収録
装丁:川名潤
装画:シバタリョウ
著:パク・ワンソ 訳:斎藤真理子 出版社 publisher:河出書房新社 2026 ハードカバー 307p
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