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new季刊 民族学 198 | 2026 Oct. 特集:髪の文化誌──切る・伸ばす・結うことの意味

国立民族博物館協力
国立民族学博物館友の会機関誌「季刊民族学」 198号 2026年 秋



季刊民族学198号 2026年 秋


特集 髪の文化誌──切る・伸ばす・結うことの意味
 髪は人類にとってきわめて身近な身体の一部であり、社会の価値観や規範を映しだす象徴でもある。
 髪型や髪色、長さ、あるいは髪を結う、切る、伸ばすといった行為は、年齢や性別、宗教、美意識、社会的地位などと結びつきながら、人びとのアイデンティティをかたちづくってきた。さらに髪は、宗教儀礼や政治運動、流行やメディアの影響とも関係し、時代や地域によって多様な意味を帯びている。
 本特集では、人類学の視点から世界各地・多様な時代の髪にまつわる事例を取りあげる。
 地域文化と深く結びついている髪を手がかりに、人びとの生活に息づく価値観や美意識、社会関係の多様性を探っていく。

目次
000 表紙
001 目次
002 特集「髪の文化誌──切る・伸ばす・結うことの意味」
004 巻頭ビジュアル「髪×ネパール・ドルポ」撮影:稲葉香(美容師、写真家)
010 「世界にみる髪 髪にみる世界」(編集部)
014「ガーナ女性はなぜヘアサロンへ通うのか──髪・装い・社会」織田雪世(株式会社カネカ チームリーダー)
022「髷とともに生きる力士たち」松山啓(明治大学博士研究員)
030「かつらと帽子のせめぎ合い──フランス絶対王政期の被り物の歴史」平野大(国際ファッション専門職大学教授)
038「スィク教徒は髪を切らない?──髪をめぐる信仰とアイデンティティ」東聖子(近畿大学准教授)
046「髪がひらく人生の扉──身体・贈与・配置の人類学」バトオチル・バルジンニャム(国立民族学博物館外来研究員)
054「女髪結という仕事」横山百合子(国立歴史民俗博物館名誉教授)
062「ヒマラヤの襞を髪に編みこむ──ドルポに伝わるレイマ」稲葉香
072 記事「差しだされる食べもの──ナズリーがつなぐ関係」谷憲一(国立民族学博物館特別研究員)
080 記事「神のために『働く』バイファル──セネガルのイスラームにおける理念と現実のはざまで」池邉智基(国立民族学博物館助教)
088 連載 呪術のある日常──不確かな世界を生きぬくために 第1回「当たらなくても気にしない──タイの宝くじ番号占いといい加減な呪術」津村文彦(名城大学教授)
097 連載 野僧記──映像人類学者のオートエスノグラフィー 第7回「鉄工場からはばたく天使ミキャエル」川瀬慈(国立民族学博物館教授)

発行 publisher:公共財団法人 千里文化財団 2026 ソフトカバー 104p
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