21世紀のロングセラー。荒野で一人の男が火を熾(おこ)す。
たったそれだけの話しが何故こうも胸に突き刺さるのか。
ここに収められた傑作9篇を持ってしても答えは分からない。だからまた読んでしまう。
極寒の荒野での人と狼のサバイバル「生への執着」、マウイに伝わる民話をモチーフにした「水の子」、訳し下ろし「世界が若かったとき」など収録。Coyote誌上発表後、大絶賛を浴びた柴田元幸翻訳叢書の第一弾です。
著者:ジャック・ロンドン 訳:柴田元幸 / 出版社:スイッチ・パブリッシング 2020 6刷 / ハードカバー / 248p 19.4 x 13.5cm
新刊