一つの言葉を切り口に明治・大正・昭和の名作との「対話」を試みたエッセイです。夏目漱石、太宰治、芥川龍之介から内田百間、織田作之助、山本周五郎、坂口安吾をはじめとした所謂クラシック作品の新しい扉を用意してくれています。
帯に寄せられたいしわたり淳治氏の言葉がこの本の魅力を語っています。
「文学を読んでいる、イコールそれは自分自身を読んでいるということ」
他収録作家:泉鏡花、林芙美子、井伏鱒二、中勘助、夢野久作、二葉亭四迷、島崎藤村、萩原朔太郎、武者小路実篤、永井荷風、竹内浩三
著者:木内昇 / 出版社:青幻舎 2004.11 初版 / 239p 17.2 x 13cm / ソフトカバー
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