2005年の発表後、英米でベストセラーになったカズオ・イシグロの現時点(2013)での最高傑作です。私も感銘を受けて何度も読み返しました。あまりに思い入れが強くなりブログのタイトルはこちらからお借りしました。
ある施設で成長していく主人公たち。ある青春の日々、ある運命、ある人生。一見起こり得ないようなことが描かれていますが、これは現在を生きる私たちの記憶であり、物語なのだ、と私は思いました。
世界中の読者を魅了する文体と物語。是非読んでみてください。(帯あり)
著者:カズオ・イシグロ 訳:土屋政雄 / 出版社:早川書房 2006初版 / 349p 19 x 13.8cm / ハードカバー
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