月が消え、恋人に去られ、犬に笑われても、なにがあろうと音楽だけはなくすわけにはいかない。(帯より)
いいですね、著者の音楽への並々ならぬ愛情が伝わってきます。
村上春樹の小説はダメだけれど、エッセイは幾らでも読める、という方も多いのではないでしょうか?
音楽に関する著作はかなりありますが、私はこの本が一番好きです。特に、スプリングスティーンとカーヴァーの項は最高です。何度も読みました。ある種の哲学書と言ってもいいと思います。
著者:村上春樹 / 出版社:文藝春秋 2005初版 / 289p 19.4 x 13.8cm / ハードカバー
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