最早、待望と言ってもよい夏葉社の「復刊シリーズ」(あえてシリーズと呼ばせて頂きます)
夏葉社島田さんが復刊する本に間違いはないのです。
「昔日の客」をはじめすとる本のための本、本屋のための本、読者のための本こそが夏葉社の本であると言えます。
今回も素晴らしい本を届けてくれました。
1965年、図書館のなかった市に、1台の移動図書館が誕生する。
本を求めている人がいるなら、どこへでも行く。
若い彼らの実践が日本の図書館を大きく変えていく。
本と、市民と、図書館で働く人たちの、熱い記録。
(帯より)
最悪の条件から、最低の地点から挑んだ公共図書館発展のための記録。
本のため、市民のため奔走する人々の記録。
熱いです。
著者:前川恒雄 出版社:夏葉社 2016.7 ハードカバー
新刊書籍