2015年8月に発売された原民喜の短編小説集の装いを新たにした新版です。
発売後好評を呼び初版は完売となりました。
光の言葉に充ちた小説集(若松英輔)
「あの日、自分がまだ子どもだった頃、同じ風景を見ていたような気がするのは、なぜだろう」
原爆以前に書かれた原民喜の傑作短編集。
少年の心の動きを繊細に描いた美しい文体。
読み手の幼少の記憶も鮮明に蘇るほどにその文章、言葉は心を打つ。
私も大変感銘を受けました。
解説には蟲文庫の田中美穂さん。
初版に続き装画はnakaban
著者:原民喜 出版社:瀬戸内人 サウダージブックス 2016初版 ハードカバー 168P
新刊書籍