コーヒーによくある、すこぶる面白い随筆20編。
ロングセラーとなっている「コーヒーと小説」に続く「コーヒーと随筆」です!
本が好きなコーヒー屋アアルトーコーヒーの庄野雄治さんが作りたかった繰り返し読める随筆集
『「新しいものは古くなるが、いいものは古くならない。それを証明する随筆集」
人はずっと変わっていない。百年前の人が読んでも、百年後の人が読んでも、同じところで笑って、同じところで泣くんじゃないのかな。
コーヒーと一緒に、偉大な先達たちの真摯な言葉を楽しんでいただけると、望外の喜びだ。』
言葉が世界をつくっている、という庄野さんの言葉がたくさんの人に響いてほしい。
ボロボロになるまで読んで欲しいと思います。
掲載作品はこちら。
「畜犬談」太宰治、「巴里のむす子へ」岡本かの子、「家庭料理の話」北大路魯山人、「立春の卵」中谷宇吉郎、「大阪の可能性」織田作之助、「陰翳礼讃」谷崎潤一郎、「変な音」夏目漱石、「恋と神様」江戸川乱歩、「余が言文一致の由来」二葉亭四迷、「日本の小僧」三遊亭円朝、「柿の実」林芙美子、「亡弟」中原中也、「佐竹の原へ大仏を拵えたはなし」高村光雲、「大仏の末路のあわれなはなし」高村光雲、「ピアノ」芥川龍之介、「人の首」高村光太郎、「好き友」佐藤春夫、「子猫」寺田寅彦、「太陽の言葉」島崎藤村、「不良少年とキリスト」坂口安吾
今回も表紙に安藤裕子
読書の秋にぴったりの一冊
そして「コーヒーと小説」に続き今回も安いです。。絶対。
編:庄野雄治(アアルトコーヒー) 出版社:mille books 2017 四六版変形 272P ハードカバー 初版
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