青森県出身の日本人写真家、富谷昌子の作品集。故郷を離れ東京を拠点に暮らしてきた作者が、ある日自身の家族が同時期に妊娠したという知らせを受けたことを機に本作の制作が始まった。
個人的には2017年のベスト3に入るくらい好きな写真集です。
タイトル、テーマ、ストーリー、作品、全てが美しい立体作品のように見える。
表紙のドローイングも本当に素晴らしい。
『わたしとは何か、 この世界とは何か、とか、 そんなことを考えながら生きてきた。 永いあいだ答えが出ないまま彷徨って、
気づいたらまたこうして歳を重ねていた。
月日は流れ続けていたのか、 それとも記憶のような夢だったのか。
これは、時間も意味もわたしも超えて、 「わたし」を見つめた物語である。
−富谷昌子』
本人エッセイも掲載
パリのアートブック出版社Chose Communeから
1000部限定/1000copies
英語/仏語/日本語
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English/French/Japanese
著者:富谷昌子 出版社:Chose commune 2017ハードカバー 80p
新刊書籍
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