手元に届いた時に、予想よりも遥かに良い本だった!と思わず声をあげてしまう本がある。
いい意味で期待を裏切られたわけですが、この本がそんな本でした。
姉妹でイラストレーターとして活動するユニット「STOMACHAHE.」のお一人、宮崎信恵さんの初の絵本。
何気ない一日を過ごし、「また明日」と言える幸せ。
そして誰かを思うこと。
イラストの細部にまで宮崎さんの好きが溢れていて、最初から最後まで良い風が吹いています。
以下、版元より
『「GINZA」や「Casa BRUTUS」などをはじめ多数の雑誌や広告などを手掛ける人気イラストレーター、STOMACHACHE.の宮崎信恵による絵本。
現在、徳島を拠点に活動中の宮崎信恵。家の畑では自然農を実践し、土に手を入れながら、イラスト、刺繍、パッチワーク、陶芸、木版画、俳句など様々な手法による作品を制作しています。
本作は、以前、私家版として1冊のみ制作し個展で発表した絵本作品をもとに、新たに描き下ろした初出版となる絵本。多様な表現を取り入れながら、みずみずしい感性で、読者に生き生きと語りかけてくる、叙情詩のような一冊です。』
宮崎信恵 / NOBUE MIYAZAKI
1984年徳島生まれ。STOMACHACHE.として妹と共に雑誌などのイラストを手がける。その他、刺繍・パッチワーク・陶芸・木版画・俳句・自然農を実践する。現在「トーチweb」にて連載中。
http://stomachache.jp
初版1000部限定
著者:宮崎信恵 発行:ELVIS PRESS 2018 ハードカバー 36p A4横判
新刊書籍