「1996年、本屋は僕の学校だった」
誠光社の堀部篤史さんが振り返る、90年代。
スマートフォンもアマゾンもgoogleもなかった頃。
漫画、音楽、映画、雑誌、アート、文学、あの頃触れていたものが今にどんな風に繋がっているのか。
これから本屋を続けていくために過去を振り返る。
過去は単なる思い出ではなく、修行時代だった。
終盤の誠光社を立ち上げた経緯や、どこを向いて本を売っていくのかという決意にも取れる言葉は頷くばかりでした。
恐らく一冊の本では語り尽くせないことばかりだろうし、書ききれないことは誠光社の本棚にあるのだと思う。
これからの本屋、小売業にとって一つの指針になるような本です。是非。
著者:堀部篤史 挿絵:マメイケダ 出版社:夏葉社 2018.10 初版 ハードカバー
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