多くの詩人たちは、宇宙や未来や自分や自分の本棚を見つめて詩を作ってきた。それもいいだろう。でも、最果さんは、みんなとみんなが住んでいるこの世界を見つめて詩を作る。そして、それを、ぼくたちみんなに、届けてくれるんだ。-高橋源一郎
音痴で、絵が下手で、思ったように踊ることも出来なくて、それでもなにか伝えたい人が、使う道具が言葉であることを、私は知っている。だれでも踊れたら、だれでも歌えたら、ひとは、言葉なんて発明しなかったかもしれない
-あとがきより
現代詩手帖賞、中原中也賞を受賞した最果タヒの第3詩集、書き下ろしを含む44篇。
詩を説明する言葉を持ちません。
是非読んでみてください。
著者:最果タヒ ブックデザイン:佐々木俊 出版社:リトルモア 2016 5刷 ソフトカバー
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