街歩きエッセイは星の数ほどあるけれど、父親がベビーカーを押しながら書く街歩きエッセイはなかなかないだろう。
三宮、元町の喧騒から少し離れた神戸を舞台に娘と2人食べては遊ぶ。
街の人々の声を小耳に挟み、街が失ったものに思いを馳せながら、小さな命に微笑み、手を振る。
高架下から水族館、山の上から海岸の波打ち際までベビーカーを押しながら考えたこと。
笑いありホッコリあり、そしてあとがきは泣けます。。
神戸市ホームページで連載された人気のエッセイの書籍化です。
著者:平民金子 出版社:ぴあ 2019.12 ソフトカバー 433p
新刊書籍