2017年から2018年の日本初の大規模な個展も記憶に新しいSAUL LEITER。
この写真家を語る上で欠かせない、写真史に残るマスターピース『Early Color』のフランス語版が奇跡的に入荷しました。
何度か増刷されている英語版は完売。買い逃していた方はお早めにどうぞ。

1950年代からニューヨークでファッション・カメラマンとして活躍したソール・ライター（1923-2013）
80年代に入ると商業写真から退き、ニューヨークのアトリエとその近所で粛々と写真を撮り続けていました。
しかし、2006年にドイツのシュダイデル社からこの『Early Color』が発行されると再び脚光を浴び、センセーションを巻き起こし、アメリカ、ヨーロッパで展覧会が相次いで開催されました。

モノクロ写真が絶対的な芸術と捉えられていた頃からソール・ライターはカラー写真の芸術性の価値を確信していました。
本書は「カラー写真のパイオニア」と称されるに至る素晴らしい作品の数々を収録。
1948-1960年に撮影されたもの。

フランス語
French