同調圧力の支配する空気、テレビの宣伝と広告、政治家の空虚な日本語、
そういうものを目にした時、耳にした時、「何か違うな」「何かおかしい」という違和感は自分の中にしっかりあるだろうか。
それらに対して批判することを恐れていないだろうか。
自分に問いかける。
リーダーは会社にも家族にもテレビにも国会議事堂にもいない。
社会が良くなって欲しいと思うとき、最も厳しい目で見つめなければいけないのは誰なのか。
その見つけ方を数多の物語を紡いできた作家が正しい日本語で語りかけてくれます。
広く、永く、読まれ欲しい一冊です。
著者:梨木香歩 出版社:岩波書店 2020.8 2刷 ハードカバー 80p
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