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オススメ人類堆肥化計画

藤原辰史、吉村萬壱推薦。

奈良の里山に移り住み、畑を耕し、家畜を飼い、そこに住む動物、植物、昆虫、つまり異種生物との共生を宣言した「つち式」から間もなく3年。
腐臭を放ち、堆肥をつくる。全ては人間としての悦び、生の悦びを得るため。
「人間社会から堕落したわたし」が里山でいかに異種生物たちと愉しく暮らしているのかを潔いよい文体で語る。
東 千茅(あづま・ちがや)の思想と実践が展開された人類必読の書。

「生きることの迫真性を求めて、都会から奈良の里山へ移り住んだ若き農耕民が構想する、生き物たちとの貪欲で不道徳な共生宣言。一般に禁欲や清貧といった観念に結び付けられている里山を、人間を含む貪欲な多種たちの賑やかな吹き溜まりとして捉え直し、人間と異種たちとの結節点である堆肥を取り上げながら、現代社会において希釈・隠蔽されている「生の悦び」を基底から問い直す。本当に切実な問いと、根底を目指す思考とを、地についた生活に支えられた文章で表した、読む人に鮮烈な印象を与える第一著作。」

装画:「くちあけ」浅野友理子
パネルに和紙、油彩、岩絵の具、水干絵具
2400×3900mm 
2019

著者:東千茅 出版社:創元社 2021 初版三刷 256p
新刊書籍

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販売価格
1,870円(税込)

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