「僕らはいい加減、都合のいい妄想から目を覚まさなければならない。
圧倒的な非対称を生きる僕らは、どうしてその事実に気づけないのか。」
どうして男性だという理由だけで抑圧的な態度に出るのだろう。
「強くなければならない」という強迫観念はどこからやって来るのだろう。
「男らしい」とは何か、男は一家の大黒柱、権力を脇に置くことができない、DV男の心理、父の抑圧、男の身体、思春期男子、セックス、家事、、
捻れた社会的価値感に疑問を持ち、過去の自分を観察し、個人的な体験を交え、いかに男はマッチョになるのかを問い、男性性の根元を追求していく。
ジェーン・スー推薦。
著者:尹 雄大 出版社:亜紀書房 2020.12 初版 ソフトカバー 205p
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