会社員がプルーストを毎日読み、毎日日記をつける。
ただそれだけの読書日記がたまらなく面白い。
夫婦の生活の匂い、日々湧き起る疑問。
それらは本を読むことと地続きで、多数の本が引用され、毎日は過ぎていく。
保坂和志を読む喜びを知っている人にはどハマリすると思う。
分厚すぎるけれどとてもかっこいい造本。
装画は西淑
著者:柿内正午 装丁・組版 中村圭佑+平本晴香(ampersands) 発行:エイチアンドエスカンパニー 2020.12 四六版(127☓188☓45mm)ソフトカバー 765p
新刊書籍