発端は2018年に発覚した東京医科大学をはじめとする医学部不正入試問題。（複数の大学が女子受験生の得点を減点していた）
15年前に中学受験をした同級生たちが集まり、かつての受験体験をフェミニズム的な視点から振り返る。
雑談に終始するのではなく、豊富なデータを揃え、アンケートを試み、自分たちの親の世代から現在まで続く競争という名の不条理を紐解いていく。
以下にピンときた方は是非ご一読を。

第1章
近畿圏中学受験の制度に内在するジェンダー不平等
（誰が中学受験をするのか、近畿園女子の狭き門 etc）
第2章
女子中学受験生に対する教育期待の曖昧さ、歪さ
（母親たちの人生 娘たちの人生、近畿圏中学受験家庭の母親像 etc）
第3章
中学受験を終えて、その後の歩みとジェンダー不平等への直面