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須賀敦子の手紙 1975-1997年 友人への55通

夫と死別し、イタリアから日本へ帰国した後に出会った友人へ送った55通の手紙が、封筒、便箋、そのまま掲載されています。

須賀敦子の文章は文芸史の中でも独特の光を放っており、逝去から20年以上経った今も多くの人に読まれています。飾ることなく綴られたこの手紙には作家の素顔が見え、心の機微がそのままインクに載せられています。静かに胸を打つ作品。

以下、版元より

「須賀敦子は1967年に夫ペッピーノを失い、70年に父を、72年に母を失った。
帰国してまもない須賀は、深まる孤独のなかで生涯の友人と出会う。
その友情はやがて、四半世紀にわたりつづくものとなっていった。
こころを許した友人への手紙には、須賀の迷いや悩みが率直につづられている。
ときにはさりげなく、恋の終わりが打ち明けられることもあった。
55通の手紙を、青インクの筆跡もリアルな高精度カラー写真で掲載。

須賀敦子の全集未収録のエッセイ「おすまさんのこと」。
北村良子(須賀敦子・妹)へのインタビュー「姉の手紙」。
スマ&ジョエル・コーン夫妻へのインタビュー「須賀敦子とのこと」。
松山巖のエッセイ「コーン夫妻への手紙を読んで」も収録。

未公開のままだった40通も、本書に初めて掲載しています。

写真…久家靖秀
アートディレクション…有山達也」


出版社:つるとはな 2020初版4刷 ハードカバー 248p
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販売価格
3,135円(税込)

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