この本はこんな言葉から始まります。
「本には、ページというものがあって めくることで始まり そこを行ったり来たりすることができる。それは、ちょうど、手に持つことができて 食事を摂りながらでも ベッドの上でダラダラしながらでも読むことができる。持って出かけて、誰かに見せてあげたりすることができる。
そのようなことができる、この世界をきちんとあじわうための本。」
気づく、探る、指し示す、これからもきちんと、のセクションごとに普段の毎日を見つめ直し、世界をあじわう。
シンプルかつ深い考察。
終わりのない問いに向き合う、そんな本です。
巻末には発行元であるON READINGさんの原稿も。
著者・企画 ホモ・サピエンスの道具研究会
生活とともにある「研究」のあたらしいあり方を探るなかで生まれた、人類学者の山崎剛、木田歩、坂井信三を中心メンバーとするリサーチ・グループ。
著者:ホモ・サピエンスの道具研究会 発行:ELVIS PRESS ソフトカバー 92p
新刊書籍