「戦争はときに兵士を高揚させ、ときに兵士たちを奈落に突き落とす。若い兵士たちは心身に負った外傷をかかえて長い余生を過ごすことに強いられる。その細部について私たち日本人は何も知らない。何も知らないまま戦争を始めようとしている人たちがいる。」(内田樹)
妻たちは、「戦争に行く前はいい人だったのに、帰還後は別人になっていた」と語る。戦争で何があったのか、どうしてそうなったのか。。
ピューリッツァー賞を受賞した作者が、イラク戦争中のバグダッドに趣き、取材を重ね書き上げ、衝撃の話題作となったノンフィクション。
「必読の書」
著者:デイヴィッド・フィンケル 訳:古屋美登里 2015 6刷 ハードカバー 出版社:亜紀書房
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